クラウド移行・サーバ構築・クライアント運用実績

Windows10移行サービス[2019年-2020年]

~Windows 7サポート終了に伴う安全・安心なOS移行をご支援します~
Windows7のサポート終了
Windows 7 は、2020年1月をもってMicrosoftによるサポートが終了しました。以降は、セキュリティ更新プログラムの提供が行われないため、ウイルス感染や情報漏えいなどのリスクが大幅に増加しています。
企業様・団体様向けに、Windows10へのスムーズな移行を支援する「Windows10 移行サービス」を提供しています。

サービス内容:

✅ 現状調査と診断:お使いのPCのスペックを確認し、Windows10への移行が可能かを評価
✅ アップグレード対応:既存PCを活かしたWindows10アップグレード(可能な機種に限る)
✅ 新PCへの入れ替え支援:データ移行・環境設定も含めた新PC導入サポート
✅ 業務ソフトの動作確認:業務アプリケーションや周辺機器との互換性を事前検証
✅ セキュリティ強化対応:OS移行後のウイルス対策やパスワード管理などの見直し提案

安心のポイント:

💡 業務を止めずに移行できるスケジューリング支援
💡 複数台の一括対応も可能な体制
💡 移行後のトラブル対応や操作サポートも対応
Windows10への移行は、セキュリティと業務継続性を守るための重要なステップです。

業務システムのクラウド移行[2017年]

~まずは“バックアップ”から。無理なく始めるクラウド活用~
業務システムのクラウド移行
近年、業務システムのクラウド化が進んでいますが、中小企業にとってはいきなり本格的なクラウド移行を行うのは大きな負担です。コスト、運用体制、セキュリティなど、さまざまな課題がある中で、まずは現実的なステップとして「バックアップ先としてのクラウド活用」から取り組みを開始しました。

背景と課題:

 業務システムは社内サーバで運用中
 フルクラウド化には費用や運用面の不安が大きい
 災害・障害対策として安全なバックアップ環境の確保が急務

対応内容:

 自社サーバで稼働している業務システムのデータを、クラウドストレージに自動バックアップ
 段階的にクラウド活用を広げる方針を明確化
 セキュリティや運用ルールの整備を進めつつ、将来的な本格移行に備える

今後の展望:

 まずは“守りのクラウド活用(バックアップ)”からスタートし、今後は業務内容に応じた部分的なクラウドサービスの導入(メール・勤怠・ファイル共有など)へと段階的に広げていく計画です。

クラウド活用は、一気に移行するのではなく、「できるところから」「自社のペースで」進めることが成功のカギです。
無理なく始めたい方へ、最適なクラウド導入プランのご提案も可能です。


シングルサインオンの導入[2011年]

~Windows環境の統一がもたらした、シンプルで安全な業務環境~
シングルサインオン
長年にわたり業務システムをWindowsベースで統一的に構築した結果、Active Directoryを基盤としたシングルサインオン(SSO)環境の実現が非常にスムーズに行えました。

導入の背景と狙い:

社内システムの利用が増えるにつれ、複数のID・パスワードの管理負担が課題に
セキュリティ強化とユーザーの利便性向上を両立させる方法としてSSOを検討
システム全体をWindowsに統一してきたことにより、Active Directoryとの連携が容易

シングルサインオンの効果:

✅ 一度のログインで、すべての社内業務システムにアクセス可能
✅ パスワード管理の手間を削減し、ユーザーのストレスも軽減
✅ 統合管理により、セキュリティポリシーの一元化が可能に
✅ IT部門のアカウント管理工数を削減し、運用効率を向上

成果と今後:

このシングルサインオン環境の構築は、Windowsベースで統一してきたIT戦略が実を結んだ象徴的な成果のひとつです。今後もこの基盤を活かし、さらなる業務効率化とセキュリティ向上を目指していきます。

仮想デスクトップによるPCのシンクライアント化[2010年]

~セキュリティと運用効率を両立するIT基盤へ~
PCのシンクライアント化
Windows XPのサポート終了に伴うOS移行のタイミングで、CITRIX社の仮想デスクトップ技術(VDI)を活用し、クライアントPCのシンクライアント化を実施しました。これにより、セキュリティの強化とライセンス管理の効率化を同時に実現しました。

導入の背景:

Windows XPからWindows 7への移行にあたり、セキュリティ面の強化が必須
従来の端末ごとの個別管理では、運用負荷やライセンス管理の煩雑さが課題に
ハードウェア更新費用を抑えながら、最新環境への統一を検討

主な取り組み:

CITRIXの仮想デスクトップソリューションを導入し、PCをシンクライアント端末として再構成
デスクトップ環境をサーバ側で集中管理し、ユーザーはネットワーク経由で利用
各端末にデータを残さず、情報漏えいリスクを低減

導入効果:

✅ セキュリティレベルの向上(ローカル保存なし、中央集約管理)
✅ クライアントライセンスの一括管理による運用効率の改善
✅ 端末の更新周期を延長し、ハードウェアコストを削減
✅ テレワークやモバイルワークにも柔軟に対応可能な基盤を確立

今後の展望:

今後は、仮想環境をさらに最適化し、クラウド基盤との連携も視野に入れた柔軟性の高いITインフラを構築していきます。

仮想化によるサーバー統合[2008年]

~HYPER-Vを活用し、ITインフラの効率化とコスト削減を実現~
仮想化技術でサーバー統合を図る
マイクロソフトの仮想化技術「HYPER-V」を活用し、複数台の物理サーバーを1台の仮想化サーバーへ統合しました。これにより、機器更新のタイミングでITインフラを刷新し、運用の効率化とコスト削減を実現しています。

導入の背景:

リース期間満了を迎えた複数の物理サーバーの更新に際し、ハードウェア数削減と運用効率化を検討
増加するシステムリソースを柔軟に管理するため、仮想化基盤の構築が必要

取り組み内容:

Windows Serverの仮想化機能「HYPER-V」を導入
業務ごとに稼働していた複数台のサーバーを、1台のHYPER-Vサーバーに仮想マシンとして集約
必要に応じて仮想マシンの追加・移行が容易なインフラを構築

導入効果:

✅ サーバー台数の削減による機器コスト・電力コストの大幅削減
✅ ハードウェア故障時のリスク軽減(仮想マシンの迅速なリカバリーが可能)
✅ 運用・保守の効率化(一元的な管理が可能に)
✅ 拡張性の高い基盤の構築により、今後のシステム追加にも柔軟に対応

今後の展望:

仮想化基盤を活用したインフラ整備は、IT運用の最適化だけでなく、BCP(事業継続計画)対策やクラウド連携にもつながる重要な基礎となります。今後はさらなる最適化と信頼性向上を図ってまいります。

ホストコンピューターのダウンサイジング[2004年]

~老朽化した大型システムから、柔軟なクライアントサーバー環境へ~
ホストコンピューターのダウンサイジング
2001年より段階的に冗長な運用体制の見直しを進めていたホストコンピューター環境を、本社ビル移転を機に全面廃止。クライアントサーバー型のシステムへ移行することで、システム全体の見直しと大幅なコスト削減を実現しました。

背景と課題:

ホストコンピューターには専用のマシンルームや空調、電源など大掛かりな設備が必要
賃貸ビルでの運用に不向きなうえ、維持管理コストも年々増大
柔軟性や拡張性に乏しく、時代に合わないITインフラとなっていた

実施内容:

ホストコンピューターを廃止し、クライアントサーバー型のオープンシステムに全面移行
新システムは汎用性の高いサーバーとソフトウェアを活用し、小規模・低コストでの運用を可能に
業務単位でのシステム分散化により、柔軟でスケーラブルな構成を実現

導入効果:

年間約2,000万円のコスト削減(設備費・保守費用・運用人件費)
システム運用の省力化と保守性の向上
最新技術への対応が容易な柔軟なIT基盤の確立
拠点展開やテレワークにも対応可能な構成へと刷新

今後の展望:

ホスト時代の資産を活かしながら、さらなるクラウド活用や仮想化の推進を通じて、より軽量で持続可能なIT環境を構築していきます。